名古屋市 千種区 本山の『腰痛改善・予防の為のパーソナルトレーナー・鍼灸マッサージ師・整体師』の竹内勇紀です。
今日は、アスリートに必要な筋肉について書こうと思います。
私が考える最も重要な役割を担う筋肉は『大腿筋膜張筋』という筋肉です。
この筋肉は、骨盤のあたりから始まり膝まで伸びている筋肉です。主に臀部(お尻)の側面に多くついています。
この筋肉の作用としては、以下の通りです。
①大腿(股関節から膝関節の間)を曲げる
②大腿を外に開脚する
③大腿を内側にひねる
です。多くの関節をまたぐ多関節筋であり、身体の中心部分から末端に伸びる筋肉であるため、多くの競技において重要な筋肉であると言えます。
特にこの筋肉が必要となる競技は、競泳の平泳ぎの選手です。
平泳ぎの足の動きは上記3つの作用すべてが当てはまります。大腿筋膜張筋を鍛えることで、平泳ぎのキックは劇的に改善および強化することができます。
この筋肉を鍛える方法としては、自重でのトレーニングが特に有効です。身体のねじれなどをうまく利用して行うことで効率的に鍛えていくことができます。
また、この筋肉を鍛えることで腰痛のリスクも軽減します。身体を鍛えることでアスリートのパフォーマンスの向上はもちろんですが、それと同時に身体のさま ざまな部分の痛みの改善や予防を行っていくことができます。
個人個人に合ったトレーニングを選定して、継続して行っていくことがとても 重要です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
PINO整体院 竹内勇紀