4泳法共通スタート・ターン競泳以外のスポーツ

トレーニングを行う上での優先順位を考える

まずは自分の身体の特長を知り、何が必要かを考えていく!

当院では、基本的に自重負荷(自分の体重の中でのトレーニング)や、物を使用しない抵抗に対するトレーニングをメインに行っていただいております。

ただ、ある程度の動きをマスターしていただいたタイミングで、ダンベルなどの多少の負荷もかけながらトレーニングを行っていきます。

  1. 各関節のニュートラル(正しい位置)が把握できる
  2. 各関節を思った通りに動かすことができる
  3. 左右のアンバランスがない
  4. 特定の場所に痛みがない

少なくとも以上のような状態になってから負荷を足していく(物を使用したトレーニング)を開始していくことをオススメします。

特に、痛みがあったり、左右にアンバランスがある状態で負荷を足していくことは危険です。

自分自身の身体で、左右を同じように動かしているつもりでもそうでない場合が多いです。

まずは動きの評価をしなければいけません。

  1. 身体の評価
  2. 問題点を洗い出す
  3. アプローチの方法を考える(いろいろなパターンで)
  4. トレーニングをしてみる
  5. フィードバック(再評価)
  6. 動きの修正&負荷を足す

一定の手順の中で、焦らずじっくりと身体を作り上げていくことがケガ予防&パフォーマンス向上につながっていくと考えています。