急性期と慢性期の違い

名古屋市 千種区 本山の『腰痛改善・予防の為のパーソナルトレーナー・鍼灸マッサージ師・整体師』の竹内勇紀です。

今日は「急性期」と「慢性期」の違いについて書こうと思います。

腰痛や肩の痛みなど、痛みには大きく分けて急性期と慢性期があります。

急性期・・・痛み発症後、3日~7日

慢性期・・・急性期以降

痛みの度合いなどによってもちろん違いは出てきます。その境目が非常に難しいところですが、うまく見分けて痛みに対する対処法を変えていかなければいけません。

基本的に急性期に関しては痛みを発症した直後であり、局所的に熱を持っている状態 です。よって、温める処置は危険なことが多いです。それに対して慢性期は、温める 処置が有効な場合が多いです。(ただ、100%言い切ることはできません。痛みが出た 経緯や部位によって変えていく必要があります。)

また、湿布の効果についてよくご質問をお受けします。湿布の効果がないとは言いません。しかし、湿布の効果は割と表面的な部分までしか浸透しません。ですので身体の深い部分に障害がある場合、効果はあまり期待できないのが実態です。スーっと気持ち良さを感じることで痛みが和らぐ場合は使っていただくといいのではないかと個人的には思います。

痛みを発症した時に、ストレッチなどを過度にしてしまい、より痛みを増悪させてしまうケースもよく耳にします。良かれと思ってやったことが、反って逆効果になってしまうととても残念です。ネット社会により、さまざまな情報があふれ返っています。正しい情報から誤った情報までさまざまです。治療家によっても方法はそれぞれだと思いますが、治療側と 患者側の双方が納得して治療を進めていくことが最も効果的であると感じます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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