バタフライ背泳ぎ自由形

腰を痛めないキックの打ち方

キックの効率的な打ち方を考え、腰の負担を軽減させよう!

キックの効率性を上げるために必要な筋肉のひとつとして挙げられるのが、『大殿筋』です。

この筋肉は、股関節伸展(後ろに動かす)際に働く筋肉です。

写真に掲載されているものは、ヒップリフトと呼ばれるトレーニングですが、比較的よく行われるもののひとつかと思います。

このトレーニングにおいてどこが一番効いてくる(きつくなってくる)のかを考えていくことが重要です。

ただ単に高く、そして長い時間お尻を上げていればトレーニング成果が得られるというわけではありません。

ポイントとしては、

  • どの部分に効いてくるのか
  • 腰に極端な負担はないか
  • 骨盤の左右バランスはどうか
  • 上半身や腕はどのようなポジションで行うのか

こういった点も含めて行っていくことが重要です。

目的としては下半身の筋力アップがメインですが、上半身含め骨盤などのポジションも考えて行っていくことで、股関節の可動域を広げ、結果腰痛の予防にもつながっていきます。

運動はまず認知レベルで行われなければいけません。

すなわち、どこに効いているのかを自分自身が脳と身体で理解しながらやっていくということです。

どこに効いているのかがいまいち分からずに進めていくより、格段に力の付き方が早くなります。

疑問点を解消しながら、より効率のよいトレーニングをしていくことをオススメします。