4泳法共通

キャッチ時の手首の動きを考える

手首の正常な位置を知り、キャッチ時の手首の動きを考える!

手首をうまく使えるようになることで、プル動作は確実に変わっていきます。

『前に進みたい』という気持ちで泳ぐのは当然だと思いますが、常に一方向に腕を押し続けることは非現実的です。

つまり、ずっと後ろに向かって腕を動かす意識では、ストロークの中で力の入りやすいところと入りにくいところが出てきます。

力をなるべく大きく出し続けるためには、同じ方向に押し続けるのではなく、ワンストロークの中でも運動方向を変えていく必要があります。

リカバリーが終わり、エントリーした際(水に手が入った時)にまず反応を起こさないといけないのは、手指です。

指や手首が然るべき方向へ反応することで、そのインパルス(神経の興奮)が腕や肩、体幹部分へと伝わっていきます。

まずは、エントリーする際の手首の位置や向きを考え、どのようにキャッチに移行していくのかを考えていく。

そうすることで、体幹部分もうまく活用した無理のない、そして無駄のない泳ぎを作っていくことができます。