タッチターンおよび、バケットターンは下肢が複雑な動きをしています。
その動作の仕組みを理解しながら行うことで、身体が上手く使えるようになりターン動作が上達していきます。
写真のような脚の動きをした場合、解剖学的にどのような違いがあるでしょうか。
【右脚】
- 骨盤…前方移動+挙上
- 股関節…外旋
- 膝…屈曲
- 足首…背屈
【左脚】
- 骨盤…後方移動+挙上
- 股関節…内旋
- 膝…屈曲
- 足首…背屈
↑↑このような違いが見てとれます。
さらに細かく厳密に言うと、膝や足首の動きにも違いがありますが、大まかに『骨盤』と『股関節』の動きに着目していくと良いです。
文字にすると難しく感じてしまいますが、端的に言うと右脚と左脚とでは逆の捻りが生じていることが特徴です。
そういった解剖学や運動学的な観点で、動きを考えながら実際の練習を行っていくことでターンのイメージが変わってくるのではないかと思います。
この動きが上手くできるようになるだけでターン動作が完結するわけではありませんが、上達するきっかけになっていきます。
ひとつの動作でも多くの筋肉や関節、靭帯などが活動します。
自分自身の身体をコントロールし、イメージ通りのタッチターン・バケットターンができるようにしていきましょう。