ボートレーサー(競艇選手)は、右手でハンドル操作を行い、左手でスロットルレバーを操作します。
つまり、進む方向を変えるためのハンドル操作は右手のみで行うことになります。
ボートの最高速度は時速約80kmですが、水面ギリギリを走っていくため、レーサーの体感速度はおよそ時速120kmと言われています。
その体感速度の中での片手のハンドル操作が、腕への負担を大きくすることは容易に想像がつきます。
素早いハンドル操作もそうですが、肘周辺の筋肉や靭帯の損傷を起こさない為にも、肩関節・肘関節・手関節の動きを活性化および統率の取れた関係性を構築しておくことが必要です。
特に肩関節の周りの筋肉や靭帯の伸び具合などを正確に把握できないと肘のみでハンドル操作を行うことになり、その結果肘への故障へとつながります。
肩がどのポジションにいることが良いのか。
どのポジションにいることで、レース展開を読みながら素早く対応できるのかを知っておくことが重要です。
柔軟かつ強固な肩関節・肘関節を作り、レースに役立てましょう。