倒立をすること自体、体重が腕にかかってくるため、その重力を支える影響で肩関節が鍛えられるということも考えられますが、最大の目的はそこではありません。
倒立の姿勢までに持っていくまでの過程が重要です。
- 倒立するまでの姿勢(体幹)が真っ直ぐにキープできているか
- 初動(最初の脚の動き)が膝を使って身体を上げていないか
- 倒立姿勢である程度キープできるか
- 倒立後に反対側に倒れてしまわないか
など、気を付けるべき点がいくつかあります。
あくまでも目的としては、肩の強化のために行います。
一瞬で力を出す能力、その力を反対側に止める能力などが養われるため、連続で動作が起こる競技に適しています。
- 競泳競技
- 陸上競技
- 自転車競技
などに役立てることができます。
しっかりとターゲットポイントを絞り、どこをどういった目的でトレーニングを行うのかを理解して行うことで、効果が大きく異なってくると思います。
全体を鍛える中でも、強調したい部分を狙って動かせるようにしていきましょう。