首のポジショニングは非常に大事です。
首がニュートラル(正常な位置)から外れることによって、首周辺の筋肉が過緊張を起こします。
そうすることで、首の動きはもちろんのこと、鎖骨や肩の動きまで制限をかけてしまう結果に繋がります。
要するに、プルのストローク長(DPS)を小さくすることになり、泳ぎが小さくなってしまいます。
首の骨は7個あり、『上位頸椎』と『下位頸椎』が存在します。
上の方の頸椎と下の方の頸椎では役割が異なるため、どの部分がどの動きに関与しているのかを理解する必要があります。
その特性を理解した上で、どの位置に首があれば良いのかを知ることが大事です。
正しい首のポジショニングを知り、そこからなるべく外れないように泳ぐことでぶれない泳ぎおよび大きな泳ぎを作り上げることができます。