大きなストロークを維持しつつ、できるだけ速くプル動作やキック動作をすることが理想です。
まずは、大きなストロークを得ること。
一般的には『DPS』と表現されますが、これは『Distance Per Stroke(ディスタンスパーストローク)』の頭文字を取ったもので、【ひとかきで進む距離】を意味します。
DPSを大きくするには、肩甲骨や肩関節などがしっかりと動く必要がありますが、その中でも最も重要だと思っているのは『鎖骨』の可動性です。
鎖骨の可動性も含めて肩の可動域と捉えています。
鎖骨がしっかりと動くことで、
- 腕が上がりやすくなる
- 肩関節や首がコントロールしやすくなる
- 腕に力が入りやすくなる
などのメリットがあります。
その結果、DPSが伸び大きな泳ぎができると共に、速度のアップにつながっていきます。
日頃からしっかりと鎖骨周辺のストレッチを行い、大きな泳ぎを手に入れましょう。